カレンダー・手帳のリサイクル市&世界のカレンダー即売会 報告書 主催:学生国際NGO BOAT(Borderless Action Team) 共催:(財)長崎県国際交流協会・(社)長崎県国際親善協会・長崎「国際交流塾」・東山手「地球館」 日時:2011年1月10日〜15日 場所:出島交流協会1F (財)長崎県国際交流協会フロア チャリティーフェア「カレンダー・手帳のリサイクル市&世界のカレンダー即売会」へのご協力ありがとうございました。多数のカレンダー・手帳を寄贈して頂き、フェアは総来訪者数名と大盛況のうちに終えることができました。今回のフェアのご報告をさせていただきます。 会場では国内カレンダー100円〜500円、海外カレンダー100円〜1500円、手帳100円〜300円で販売致しました。 カレンダーは、友人やお孫さんに、などプレゼント用に何本も買っていく方もいらっしゃいました。また、昨年買っていただいたカレンダーのデザインを気に入り、同じものを探して購入されていくお客さまも多く、だんだんとこのフェアが定着していっているように感じられました。 寄贈数 リサイクルカレンダー・手帳 2,698 世界のカレンダー 85  総数 2,783 今回の収益金はネパールの視覚障害児への教育支援として、現地の盲学校に小型点字印刷機をおくるために使わせていただきます。 来場者数 728人 売上合計 290,700円 ネパールでは、まだ奨学金など教育に関する国の制度等が整っておらず、教育を受けることが経済的に難しい子供達が多いのが現状です。特に障害のある子供達の通学には、経済的な問題はもちろん、障害についての知識の無さからくる社会的な問題もあります。 障害を持つ生徒を教えるにも、多くの苦労があります。盲学校の教材は全て手作業で作られていて、考査の問題を作る際には大量の文字を手で打たなくてはなりません。  現地NGOでも、視覚障害者の方や地元の教師がボランティアとして活動し、奨学金や学習用品などの支援も行われていますが、まだまだ間に合っていない状況です。ボランティアの人手も満足ではありません。手作業による点字の打ち込みに代わって点字印刷機を使うことで、教える側の負担も軽くし、より多くの教材、学習材料を子供達に提供することができます。視覚障害児にとって点字は本を読み知識を得るための貴重な手段です。 この支援は現地で視覚障害者の支援を行っている NBSA(Nepal Blindness Support Association)を通して行わせていただきます。 ネパールにおける援助につきましては学生国際NGOBOATのホームページ(http://ngoboat.jimdo.com)にて後日ご報告いたしますので、ぜひご覧下さい。 <お問い合わせ> 「学生国際NGO BOAT」 原 TEL: 090-2003-8971 E-mail:boatotoiawase@live.jp (財)長崎県国際交流協会 笹田 TEL :095-823-3931 E-mail:nia@nia.or.jp 東山手「地球館」牛嶋 TEL:095-822-7966 E-mail:chikyukan@h2.dion.ne.jp