カレンダー市2022 ~あなたもできる国際協力~

 2022年1月15日 長崎県美術館2階ホールにて開催いたしました!!
 ご来場ありがとうございました!

 

 2022年3月31日収益金を寄付いたしました!詳細は下へ→

 

【実施趣意書】

 

 私たちは、長崎大学の学生による国際協力団体、「学生国際NGO BOAT」です。学生国際NGO BOATは2004年12月のスリランカ津波被災の際に、学生たちで何かやれることはないか、と考え立ち上がった団体です。当時、実際に部員が現地へと渡り、復興作業や物資の支援などの活動を行いました。

 

 また、被災地支援のみならず、発展途上国への支援活動にも積極的に取り組んでおります。支援金は今まで継続して開催してきた「カレンダー市」での収益金です。昨年度は第15回目のカレンダー市でしたが、新型コロナウイルス感染拡大のため、中止となる残念な結果に終わってしまいました。そのため、今年こそ開催できるよう願いながら、準備を進めて参ります。

 

 今年度の収益金は2020年2月に訪問いたしました、フィリピンのNGO団体「Development Action for Women Network(DAWN)」と「Childhope Philippines Foundation」に全額寄付させていただきます。DAWNは1996年に設立され、日本へ移住し帰国したフィリピン人女性やフィリピン人の母と日本人の父を持つJFC(Japanese-Filipino Children)の家族をフィリピン社会に再統合させるための支援、彼らの人権と福祉の保護と促進を主な目的として活動を行っています。Childhopeは1995年に設立され、路上教育や職業技術訓練などを通して、フィリピン・マニラ首都圏のストリートチルドレンへの支援を行っています。ラオスでの交流団体はまだ検討中ですが、フィリピンのスタディツアー同様、貧困に苦しむ人たちを支援する団体へ寄付する予定です。

 

 この2年間、新型コロナウイルス感染症の影響で、「できない」「行けない」「悔しい」「悲しい」など複雑に交差する支援活動への様々な想いを持ちながら活動して参りました。しかし今こそ、その想いをバネにして、私たちの底力を発揮する時だと思っています。

 

 この「カレンダー市」を通じ、私たち学生国際NGO BOATは、身近な国際協力を目指し活動していきます。多くの方にご賛同いただき、恵まれない世界の人々の手助けとなれるよう取り組んでまいります。何卒、ご協力の程、よろしくお願いいたします。

 

2021年10月吉日

                         学生国際NGO BOAT

代表 藤田 裕佳

 

お問い合わせ先 E-mail:boatotoiawase@live.jp

学生国際NGO BOATホームページ:https://ngoboat.jimdo.com

 

 

【チラシ】

 

実施報告】 カレンダーを寄付いただきました皆様へ

 

主  催:学生国際NGO BOAT

 

共  催:公益財団法人長崎県国際交流協会

 

日  程:令和4年1月15日(土)10:30~16:00

 

会  場:長崎県美術館 2階ホール(長崎県長崎市出島町 2-1)

 

   寄贈数                                                          

カレンダー 1,370部         総来場客数   186名                  

 手帳    188部           総売上金額 141,700円

 

 合計    1,558部

 

 このたびは、国際協力イベント「カレンダー市2022~あなたもできる国際協力~」にご協力いただき、誠にありがとうございました。今回のイベント実施結果についてご報告させていただきます。

 今年のカレンダー市は、人数制限や来場者のゴム手袋着用など十分な新型コロナウイルス感染対策を行った上で開催いたしました。様々な企業・団体等の皆様からご寄贈いただいたカレンダーや手帳を100円~500円の低価格で販売させていただきました。多種多様なカレンダー、手帳を皆様からご寄贈いただいたおかげで、来場者の方々も楽しみながら選ばれ、購入されていました。

 今年は新型コロナウイルス感染防止のため1日のみの開催でしたが、例年通り多くの方々にご来場いただき、総来場者数186名、総売上金額141,700円と盛況の内に終了いたしました。

 今回の収益金は、私たち学生国際NGO BOATが2020年2月に訪問いたしました、フィリピンのNGO団体「Development Action for Women Network(DAWN)」と「Childhope Philippines Foundation」に寄付させていただきます。DAWNは日本へ移住後に帰国したフィリピン人女性や、フィリピン人の母と日本人の父を持つJFC(Japanese-Filipino Children)の家族をフィリピン社会に再統合させるための支援、彼らの人権と福祉の保護及び促進を主な目的として活動を行っています。Childhopeは路上教育や職業技術訓練などを通して、フィリピン・マニラ首都圏のストリートチルドレンへの支援を行っています。

 私たちBOATは、コロナ禍に負けず国際ボランティア活動グループとしての活動をさらに活性化させていきたいと考えています。

 今回ご協力いただきました企業・団体等の皆様には、厚くお礼申し上げます。今後とも私たち学生国際NGO BOATを何卒よろしくお願いいたします。

 

 

                           令和4年1月吉日

                  学生国際NGO BOAT代表 藤田 裕佳

 

 

【ご報告】

皆さんこんにちは!
今年1月15日に行われましたカレンダー市にて得た収益金を、無事にフィリピンのChildhope Philippines とDAWN (Development Action for Women Network)の2団体にそれぞれ10万2900円を寄付いたしました☀️🌸
(カレンダー市で得た収益(当日の売上−費用)の10万5800円をそれぞれの団体へ2分割して計算しています。また、ありがたいことに10万円の寄付をいただきました。これもまた2分割し、カレンダー市からの収益金それぞれ5万2900円に5万円が加えられ、それぞれ10万2900円となっています。)

こちらの2団体はコロナ禍以前に私たちが行ったスタディーツアー(2020.2.17-2020.2.23)中に交流させていただいた団体です☺️

Childhopeは1995年に設立され、路上教育や職業技術訓練などを通して、フィリピン・マニラ首都圏のストリートチルドレンへの支援を行っています。交流では、日本の遊びの「だるまさんが転んだ」を一緒に遊びました。

DAWNは1996年に設立され、日本へ移住し帰国したフィリピン人女性やフィリピン人の母と日本人の父を持つJFC(Japanese-Filipino Children)の家族をフィリピン社会に再統合させるための支援、彼らの人権と福祉の保護と促進を主な目的として活動を行っています。交流では、彼らのアイデンティティーについてディスカッションをしたり、日本のカルタで遊んだりしました。

スタディーツアーを行い交流をしたのはもう2年も前のことですが、ストリートチルドレンたちの純粋さやDAWNで出会った方々の心温かさは昨日のことのように覚えています。

国連によれば、コロナウイルスの打撃を受け貧困がさらに深刻になっているというデータもあります。今は足を運んでの支援はできませんが、この支援金が彼らが貧困を脱する糸口に少しでもなればと願っています。

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We finally donated the proceeds from the „Calendar Market 2022” which is held on January 15 this year to two organizations in the Philippines, “Childhope Philippines” and “DAWN”(Development Action for Women Network).😎

We interacted with these two organizations during our study tour (2020.2.17-2020.2.23).

Childhope was established in 1995 and provides assistance to street children in Metro Manila, Philippines through street education and vocational skills training. During the tour, we played the Japanese game "Darumasan Ga Koronda" (Red light, Green light) together.

DAWN was established in 1996 with the main objectives of supporting Philippines women and families of Japanese-Filipino Children (JFC) which have Filipino mothers and Japanese fathers, and protecting and promoting their human rights and welfare. During the tour, we had a discussion about their identities and played Japanese karuta.

Although it has been two years since we conducted the study tour, we remember the purity of the street children and the warmth of the people we met at DAWN as if it were yesterday.

According to the UN, data shows that poverty is becoming even worse as the coronavirus strikes. Although we are unable to visit them at this moment, we hope that this fund will help them escape from poverty, even if only a little.